クエリオプションで使える構文を増やす
SELECT,FROM,WHEREなどの基礎知識は初心者向けの書籍で学べます。しかし、そこからもう一歩進むのにとても苦労しました。初級と中級を繋ぐ書籍が少なく、中級向けの書籍も少ない。上級の書籍は意味がわからない。そんな時にSSMSにクエリオプションがあることに気づきました。
クエリオプションでは今まで見たことのない設定のための構文が書かれていました。ひとつひとつ意味を調べて使えるオプションを調べていけば、負担の少ないSQL文が見つかるはずです。
一番役立ったのはダーティリードでした。標準ですとREAD COMMITTED になっていますので、テストで負荷の大きいクエリを動かす際は必ず指定していました。これはオプションを変更してもよいですし、SQL文に直接入力することもできます。ぜひ使ったことのない方はSSMSのQuery Optionを開いて見てください。
SET TRANSACTION ISOLATION LEVEL READ UNCOMMITTED
SQLが好きになったきっかけの本
SQLを好きになる
以下の2冊に出会わなければ一生SQLが嫌いだったと思います。ミックさんには本当に感謝していて、専門書とは思えない読みものです。達人に学ぶSQL徹底指南書 第2版 初級者で終わりたくないあなたへ は、SQLが好きなんだという気持ちの方が伝わってきて、「SQLはこんなこともできるんですよ」というような楽しさで溢れています。システム会社に就職したわけではなかったので、教えてくれる人もおらず何度も読み返してSQLの考え方を少しずつ身につけました。
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上級者を目指す
プログラマのためのSQL 第4版 は、何度読んでも新しい発見がある書籍です。そして全て理解できたら本当に楽しいだろうなと思わせてくれます。SQLを好きになって、さらに上を目指したい人におすすめです。
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